なぜこのフローを作ったか
繰り返しでは対応が難しい規則性がない多数の予定をOutlook予定表に一括登録したいという要望があり作成しました。
Excelブックの準備
以下のような条件でファイルを用意します
- ファイルはOneDrive に保存する
- テーブルを作成する
k今回は最小限の項目のファイルを用意します。
任意出席者、終日の予定など"イベントの作成(V4)"アクションで設定できるものは、項目追加で対応可能です。
項目名 | 解説 |
タイトル |
予定の件名になります
|
開始日時 |
開始日時を指定します(日本時間) |
終了日時 | 終了日時を指定します(日本時間) |
出席者 |
自分以外の必須出席者をメールアドレスで指定します。複数人の場合はセミコロンで区切ります。 (省略可能) |
フロー全体図
フローの解説
Excelブックからテーブルデータを読み取り、1行づつそのままイベントとして登録するシンプルなフローです。
使用するコネクタ・アクション
- Excel Online (Business) コネクタ
- 表内に存在する行を一覧表示する アクション
- 日時コネクタ コネクタ
- タイムゾーンの変換 アクション
- "Office 365 Outlook"コネクタ
- イベントの作成(V4) アクション
- コントロール コネクタ
- Apply to each (それぞれに適用する) アクション
注意点
日付の扱いに注意が必要です。
- Excelブックの日付データをPowerAutomateで取り扱える形式で読み込めるよう設定を行う
- 「表内に存在する行を一覧表示」アクション-DateTime形式→"ISO 8601"
- 「イベントの作成(V4)」アクションの開始時刻・終了時刻はUTC(世界協定時)で指定する必要がある