この記事は「Microsoft Power Automate Advent Calendar 2024」に参加しています。
シリーズ3 - 8日目の記事です。
Power Autoamte にはモバイルアプリが用意されており、iOS/Android上でクラウドフローの作成・実行することができます。
iPhoneで試してみた
フローを作成する
右下の[+]をクリックして新しいフローが作成できます。
テンプレートから作成
モバイルからもテンプレートを選択することができます。しかし検索することはできないようなのでひたすらスクロールさせるしかないようです。
独自に構築する
従来のクラシックデザイナー相当の画面ですがこのようにフローの作成ができます。
作成することはできます…できますがやはり画面サイズの制約がありますので、頻繁に縦横にスクロールする必要が出てきてしまいます。
フローを実行する
PCで利用する場合との大きな違いとしてデザイナーにはテスト実行ができない点があります。フローを保存した後でリストに戻って実行する必要があります。
フローの詳細から実行履歴を確認することができますが、実行履歴を確認することができません。作成はできるものの、本格的なテストはできないようです。
ウィジットから手軽に実行できる
iOS/AndroidどちらのPower Automateアプリもウィジットに対応しています。
ウィジットから手軽にフローを実行できるのは大きなメリットだと思います。
iPadで試してみた
Power Automateアプリ
iPhoneでは画面サイズの制約でどうしても使いづらい印象は拭えません。それなら画面が大きいiPadであればと解決できないかと思いましたが…
残念ですがiPadの画面には最適化されていない為、状況は変わりませんでした。
アプリがダメならWebブラウザで
Edgeのモバイルアプリで Power Automate にアクセスしてみたところ利用することは可能でした。私が確認した範囲では特に制限なく利用ができました。Webブラウザーでのアクセスですのでデザイナーでテスト実行できますし、実行履歴の確認も可能でした。
iPadの場合はWebブラウザーで利用した方が良い体験を得られそうです。
さいごに
一点気になっているのがモバイルデバイスのWebブラウザーで Power Automate の利用が正式にサポートされているかです。調べてみたのですが見つけられませんでした。
確認でき次第この記事に追記したいと思います。