VMware Horizon のVDI環境にて、Teams会議でリアクションが使えるようになっていたので早速動作を確認してみました。
リアクション機能とは
Teams 会議で議論されている内容に対して、自分の気持ちを表現することができる機能です。例えば、笑ったり、驚いたりすることができる機能です。
VMware Horizon (VDI)環境でのリアクション機能
VMware Horizon 環境では、Teamsメディア最適化の有無で挙動が異なるようです。
1.VMware Horizon のTeamsメディア最適化:「On」の場合
メディア最適化Onの場合は、リアクションした人のプロフィール画像(カメラ映像)の上と、画面共有中はウィンドウ最下部リアクション表示エリアに表示されます。ウィンドウ下部のエリアは、多数のリアクションがあるとアイコンが複数ならんで表現されます。下図は👏を連打してみた様子です。
※Temasメディア最適化onの場合は、画面共有はスクリーンショットに写りません。上は雰囲気を出すためハメ込み合成しています。
2.VMware Horizon のTeamsメディア最適化:「Off」の場合
一方メディア最適化offの場合は、リアクションした人のプロフィール画像(カメラ映像)の上に出るのみです。これではリアクションに気づけません。実際にまじめな会議中にリアクション連打してみましたが全く気付かれませんでした。
しかし、Microsoftサポートの方曰く「メディア最適化Offはサポート対象外」とのことでしたので、リアクションがエラー無く使えるだけでもありがたい事かもしれません…
※ウィンドウ下の余白はライブキャプションエリアです。
さいごに
VDI環境はハードウェアリソースが限られているため、会議に関する機能はいろいろな機能制限があり、新機能の展開も遅れ気味です。リアクション機能も演出が簡素になってしまうのは致し方ない事かと思います。
ですが、VDI環境であってもWebブラウザーのTeamsであれば、通常PCのWebブラウザ-Teamsと同じように会議リアクションもこのようにアニメーション表示されます。
VDI環境のデスクトップアプリでも、せめてWebブラウザ相当の機能が提供されれば印象はだいぶ変わるのですが…今後の進化に期待しています。
参考リンク