ささみ学習帳 - sasami's study book

ささみ学習帳

Microsoft365 や Power Platform について学んだこと・アイデアのメモ

Teams会議の為に iPhone でUSB コンデンサマイク(マランツ MPM-1000U)を使ってみた

私は諸般の事情でTeamsの会議にはほぼ毎回PC+iPhoneの2デバイスで参加し、PCは画面共有のみ、iPhoneはカメラ+音声という分担で利用しています。

iPhoneのカメラ性能は安価なPCのWebカメラよりもきれいですし、マイクの感度もなかなか良好です。

ですが、よりよい音質を求めてUSBコンデンサマイクを使うことができるか実験してみました。

 

結論としてはTeams会議で問題なく使用できていますが、実際使用する上ではいくつか注意点がありました。

利用するうえでの注意点

  • Teams コンパニオンモードでは利用できない
    • 自身のテナント内のTeams会議の場合は、2台目のデバイスとしてTeamsモバイルアプリで参加するとコンパニオンモードに変わります。コンパニオンモードではUSBマイク・DACを認識しないようです。モバイルTeamsアプリで先に会議に参加すればコンパニオンモードにはなりませんので、まずiPhoneから会議に入るようにしましょう。
    • 他テナントから招待された場合はコンパニオンモードにはならない為、この心配はありません。
  • マイク付きイヤホンと併用できない
    • iOSは複数のマイクを接続した場合にどれを使用するか選択する術がありません。マイク機能付きイヤホンを接続するとイヤホン側のマイクが優先使用されてしまうようです。この為多くのワイヤレスイヤホンは併用することができません。
    • 私の場合は音楽用のUSB DACを接続し有線イヤホン(マイクなし)を使用しています。
  • USBコンデンサマイクはすべてのアプリで使えるわけではない
    • 通話では利用できませんでした。
    • ボイスメモアプリでは利用可能でした。

用意したもの

私のところで動作確認できた機器は下記の組み合わせです。

 

使用方法

物理的には上記ものを接続するだけです。

ご覧の通り持ち歩きには向かない構成です。

Teams 会議を開始すると、音声出力がUSBに変わります。

マイクに関しては選択する機能がないようで普段通りです。

 

実際に会議で使用していますが、声が聞き取りやすくなったと好評です。

録音して聴き比べもしてみましたが、ノイズが少なく問題なく使えています。

普通にPCやMacに接続した方が簡単なことは間違いありませんが、私のように何らかの事情でiPhoneを使わざるを得ない人は試してみる価値あると思います!