私は諸般の事情でTeamsの会議にはほぼ毎回PC+iPhoneの2デバイスで参加し、PCは画面共有のみ、iPhoneはカメラ+音声という分担で利用しています。
iPhoneのカメラ性能は安価なPCのWebカメラよりもきれいですし、マイクの感度もなかなか良好です。
ですが、よりよい音質を求めてUSBコンデンサマイクを使うことができるか実験してみました。
結論としてはTeams会議で問題なく使用できていますが、実際使用する上ではいくつか注意点がありました。
利用するうえでの注意点
- Teams コンパニオンモードでは利用できない
- マイク付きイヤホンと併用できない
- USBコンデンサマイクはすべてのアプリで使えるわけではない
- 通話では利用できませんでした。
- ボイスメモアプリでは利用可能でした。
用意したもの
私のところで動作確認できた機器は下記の組み合わせです。
- USB コンデンサマイク
- マランツ MPM-1000U
- 定評があるものを選びました
- Lightning - USB アダプタ
- Amazonで買った安いもので使えました。
- Apple 純正 Lightning-USB3 カメラアダプタが使用中に充電もできるのでおすすめ
- USBハブ
- Anker 4-Port Ultra-Slim USB-A (USB3.0対応) ハブ
- ※マイクとイヤホンを接続するために使用
- USB DAC
- 動作が確認できたUSB DAC
- USB-C to USB-Aアダプタを使用しハブに接続
- 有線イヤホン(マイク機能なし)
- iPhone
- その他お好みで
使用方法
物理的には上記ものを接続するだけです。
ご覧の通り持ち歩きには向かない構成です。
Teams 会議を開始すると、音声出力がUSBに変わります。
マイクに関しては選択する機能がないようで普段通りです。
実際に会議で使用していますが、声が聞き取りやすくなったと好評です。
録音して聴き比べもしてみましたが、ノイズが少なく問題なく使えています。
普通にPCやMacに接続した方が簡単なことは間違いありませんが、私のように何らかの事情でiPhoneを使わざるを得ない人は試してみる価値あると思います!